「暴落を買え!」を読んで

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副題に「年収300万円から始める資本家入門」とある。

東証が、まだ手サインで売買が行われていたころ私は市場課としてそこにいた。
でも私自身が株に手を出したことはなかった。
当時、バブルがはじけて苦しんでいる顧客を大勢見てきたし株は恐ろしいと思っている。

しかし、最近FXに興味を持ち始めて勉強したいな、と思っていた。
そこで縁があって、この本を手に取り
『私も株主になれるかな?』と、まず読んでみることにした。

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貫禄の約200ページ。
このところ読書離れだったので、正直中々読む気になれなかったが
読み始めると一気に読めた。

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著者は阿部修平氏。端的に言うと、投資のプロですね。
経験も知識も豊富。

良くも悪くも経験に勝るものは無いと思っているので
海千山千の考え方を知る機会があるのは、ありがたい。

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序章 資本家になろう
第1章 お金はどうやって生み出されるのか
第2章 富を築く方法はたったの一つ
第3章 資本家への第一歩は貯蓄から
第4章 インデックス投資と短期売買では資産家にはなれない
第5章 いい会社に投資するための7つの基準
第6章 資本家になるための心構え


この構成の中で、
「いい会社」を「割安で」買うためには とか
富を築きたいなら「株」しかない とか
よい会社の株式をできるだけたくさん持つ などなど魅力的な読み物が含まれる。

私が特にグっときたのは第5章で、いい会社を選ぶ基準が具体的に書かれていた。
なるほど投資家は、ここを見ていたのかと勉強になった。

例えば、
卓越した経営者がいること という項目がある。
個人投資家には大企業の経営者に直接お会いする機会がないし、
四季報や経済新聞・・・情報公開されているものは多くないし、難しいと思う。
本では、株主総会に出席すること、と書かれていた。
会社・社員は会社を映す鏡のようなものらしい。

また、商品やサービスを自分で経験する、とも書かれていた。

なるほど。日常ぼんやり過ごして買い物でも飲食店でも当たり前のように受けてきたサービスを
『この会社は、きちんとしたサービスをするいい会社だ』などと常にアンテナを張り巡らせてみたら
投資したい会社が見えてくるかもしれない。

面白い。この本を読んで以前より株に興味を持った。
もっとこういう本を読みたいと思った。

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